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クモの糸をカイコの絹糸の様に利用できるか
クモの糸をカイコ(蚕)の繭玉から作る絹糸の様に利用できないものか。

昔、クモの糸で編んだ靴下や手袋を、王室に贈ったという記録が残っているらしい。
⇒ クモの糸を絹糸の様に利用することは可能と思われる。

※クモの糸は、とても丈夫でしなやか、且つ、よく伸びる。
 また種類によっては、美しい糸を出すクモもいる。

こんなにいい素材をなぜ量産されてこなかったのかと不思議に思う。
しかし、原因はすぐに想像が付いた。

①カイコはカイコガの幼虫で、芋虫の時に、モリモリと桑の葉を食べてスクスクと成長していく。
  手間といえばね桑の葉を大量に用意するしなければならないこと。

  一方、クモのエサは生きた虫である。
  害虫も食してくれる有難い存在であるが、生きた虫を用意するのは桑の葉ほど容易ではない。

②クモは共食いしてしまうので、同居させるのは難しい。
  また、糸を張る広いスペースの個室を用意するなど、設備を用意するのが大変である。

よってクモの糸は、大量生産には向かないのである。
 
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【2008/05/20 11:09】 | 昆虫 | トラックバック(0) | コメント(0)
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